アプリケーション マイクロ波式サンプル酸分解

 
   
無機分析ではサンプルの測定前にサンプルを酸分解し、溶液化をします。
溶液化には以下の利点があります。
① 試料が均一化でき、分析対象成分の偏在の影響がなくなる
② 分析対象成分の濃縮、妨害成分の分離などの操作が適用できる

溶液化の一つとしてマイクロ波式酸分解法があります。
この方法は、マイクロ波で酸とサンプルを加熱し、高温高圧条件下でサンプルを溶液化します。
高温高圧条件下では酸による酸化反応などの反応が常温常圧条件下よりも迅速に進みます。そのため、ホットプレートなどを使用した酸分解よりも迅速に溶液化が行える利点があります。
また密閉分解により、揮発性元素の回収率が向上、クロスコンタミネーションの抑止などの様々な利点があります。

一方でホットプレートなどの方法に比べて、高温高圧下で酸分解を行うため安全性や作業性の懸念点があります。
その懸念点を解消するため、市販されているマイクロ波試料分解装置は様々な機能が備わっています。

弊社が取り扱っているNovaWAVEは容器ごとのリアルタイム温度モニターやマイクロ波フォーカス照射、分解後の目視確認可能などの方法で安全性の確保と作業性の向上を行っています。

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